2019.08.11
ダイバーシティーへの一歩事業海外研修(その1)
8月2日(金)から5日(月)の4日間、女性活躍委員会の「ダイバーシティーへの一歩事業」海外研修としてカンボジア行きました。13名の中学生と宇和島青年会議所メンバーと先輩8名の計21名で現地研修に向かいました。
公益社団法人宇和島青会議所ではこれからの社会に求められる“ダイバーシティ(多様性)” をキーワドに青少年育成事業を行います。
その一環として、中学生13名を対象としてカンボジアで海外研修を行いました。海外研修を通して、他国の多様な文化や価値に触れ、これまでの自分自身の枠組みを外し、言葉や文化の壁を越えた相互理解を学び、体験します。本事業においては海外研修のみならず、SDGsの視点も取り入れ、渡航前には事前研修会にて課題を見つけ、帰国後はそれぞれ体験した事、学んだ事の体験発表会を行い、同世代の子供たちや市民に向けて発信し、これからの社会に求められる多様性の理解を促進し、さまざまな個性や能力を尊重できる人材を育成する事を目的とします。
【事業内容】
● 事前研修:1回目)2019年6月15日(土)
LEGOブロックを利用して、SDGsについてわかりやすく、身近に考えられるワークショップ
● 事前研修:2回目)2019年7月13日(土)
SDGsのGOAL5であるジェンダーの問題について学び、自分事化できる気づきにつながるワークショップ
● カンボジア海外研修 2019年8月2日(金)から5日(月)
○日系企業の会社訪問
カンボジアにも多くの日系企業が進出しています。親日家が多く日本人への尊敬の念も強 いカンボジアの若い労働力は日本企業を支えています。タサエンの工場の管理職には女性 がついており、従業員の9割以上が女性です。地域の経済を支え、活躍している女性と会う ことができます。
○日本語学校
カンボジアの識字率(文字の読み書きができる人の割合)は国全体として約78%と低く、男女では 10%以上の格差があります。日本の支援によって作られた学校では男の子だけでなく、女の子も 同様に教育を受けています。また、以前は一緒に学ぶことのできなかった僧侶の子どもたちも同じ 教室で学ぶ様子を見ることができます。ここで、同世代のこどもたちと交流の機会があります。
○カンボジアの会社訪問
農村部は収入も少なく不安定です。地元の人が自立し働き続けるために加工産業の会社が作られました。キャッサバを使った焼酎やラム酒の製造をする会社です。果物 の加工にも挑戦されています。
○タサエン高山宿舎
カンボジア料理を食べたり、現地での生活を体験したりできます。食事やトイレといった日常で欠かせない行為は日本の習慣が最も染み付いています。現地での生活を体験することで、日本の生活様式、生活環境が当たり前ではないことを体験します。
○仏教寺院、キリンぐフィールド訪問、アンコールワット観光
キリングフィールドはポルポト政権下で虐殺された人々の慰霊場 です。カンボジアの歴史を通して平和や差別、命の尊さを学びます。世界遺産のアンコールワットを観光し、歴史や文明に触れ見識を広げます。
等々
● 体験発表会及び体験型ワークショップ 2019年8月18日(日)
事前研修、海外研修を通して学んだことの発表会 、 SDGsなどの研修
8月2日(金)1日目の様子です!
少し緊張気味の中学生たち、不安と期待が表情に出てるように感じます。
保護者の皆様方にも最終の確認及び説明を行い、出発します。
メンバーも慎重に確認を繰り返します。
国際線の海外へ飛行機に乗るだけでもいい経験なのかもしれません。
松山空港より上海空港へ向かいます。
上海空港へ到着しました。
余裕がでてきました。
海外で英語で注文するだけでもいい経験かましれません。
上海空港からカンボジア シェムリアップへ
きれいな夜景。
カンボジアシェムリアップ到着
みんな元気そうです。
1日目は、シェムリアップ空港近くのホテルへバスで向かいます。
バス車内はこんな感じ。
全員無事ホテルへつれて、少し安心したメンバーたち。