2019.06.03
JCカップ U-11少年少女サッカー大会 愛媛県予選大会
6月1日(土)、西条市ビバ・スポルティアSAIJOにて、JCカップ U-11少年少女サッカー大会 愛媛県予選大会が行われました。
この大会ではサッカーの勝ち負けだけではなく、下記の2点についても、子供たちに学んで頂きたく取り組んでいる活動です。
1.目標に向かって努力する意欲を培い、仲間意識や責任感、犠牲的精神、リーダーシップ、社会性を育むことを目的とします。
2.グッドルーザーの精神を育み、勝ち負けに依らない道徳心と協調性を兼ね備えた人材を育成することを目的とします。
■なぜグッドルーザーを学ぶのか?
現在、少子化・核家族化によって地域社会の交流が希薄になってしまったことで、他者
や弱者を思いやる心、優しさや協調性、連帯感など、社会生活をするのに必要な人間性を
自然に育める機会や場が非常に少なくなっています。そこで、スポーツを通じて体を丈夫
にするだけではなく、目標に向かって努力する意欲を培い、仲間意識や責任感、犠牲的精
神、リーダーシップ、社会性といったものを育む機会が必要性です。
現在の勝利至上主義は、ともすると多少ずるいことをしても、あるいはアンフェアなプ
レーをしてでも、勝ちさえすれば許されるという誤った意識を生んでしまう恐れがあり、
子 供の試合などでも、大人が一生懸命になるがあまり、平気で相手に対し野次をとばした
り、 応援しているチームに対しても子供の失敗を責めてしまう指導者や親が多くいるよう
です。それでは、スポーツマンシップを育むどころか、自立心や意欲、失敗を恐れない強
い気持ちまで削いでしまいます。
そこで、グッドルーザー=勝っても負けても、相手を思いやれる大きな心と強い精神力
を身に着けることが必要とされているのです。
青少年が今学ぶべきは、「良き勝者であり、良き敗者」の精神なのです。
開会式では、愛媛ブロック協議会の伊藤泰会長より挨拶が行われました。
前回大会優勝のFCリヴェントより優勝トロフィーの返還です。
(公社)宇和島青年会議所より愛媛ブロック協議会研修委員会に出向しております、武田悠平君(*^^*)活躍中です。
試合前に、グッドルーザーの精神を育んでいただこうと、PKを行っております。
今回大会の優勝は、LIT新居浜サッカークラブが優勝しました。おめでとうございます。